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真実に生きようとすれば 現実から袋だたきにされ 現実に生きようとすれば 真実に背を向けねばならぬ。 それは 真実にも 現実にも 生きたことのない者の 予断であろう。 真実に拠って 現実を歩み 現実に立って 真実を証する。 このたのもしく確かな大道を もろともに 往こう。
どこでもが自覚の場所、いつでもが目覚めのとき、そういうことでなければ救われるということはありませんね。わが身に不足と不満がいっぱいで、現代社会の不安と動揺に脅え、それをなんとかしなければたすからんと右往左往するというならば救済はない。現前に落在するということがなければ、現在ただ今のおたすけ、聖人の言われる即得往生住不退転というのはむなしくなるわけでございましょう。 生死の場所がそのまま目覚めの場所だ。そこを抜きにして、どこにもたすかる場所がない。いうならば今のここでございます。ここの今です。ここの今というのはこういうのっぴきならぬ現実そのもの、われわれが目覚めるのもここの今、今のここ、眠りこむのも今のここ、はいずり回るのも立ち上がるのも今のここなんです。(中略)。 本当に現実のただ中で目覚めたら、今度はその身を置いておるところの現実の諸々の問題にどこまでも積極的にかかわりつづけていく。生きるということはそういうことでございましょう。 『終わりなき歩みを共に』和田 稠 著 より |
○ホリピーパソコン教室 各1回1,500円 昼の部(火/pm2~4) 24日 31日 夜の部(金/pm7~9) 13日 20日 何度目の新しい年を迎えたでしょう。夜は丸15年。よくぞ続いたものだと、われながら驚いています。これも、先生の我慢と生徒の忘却とが渾然一体になった賜物だと考えられます。キーボードを打つのもままならず、ツールをあけるのも恐々、それが今は、いらんところまで開いてしまうまでになりました。いやいや、恐るべしです。まさに、継続は力です。 ○修正会(しゅしょうえ) 10日午後1時半~4時 お寺でのさまざまな集まりに参加されている人(愚禿の会・聞法会・パソコン教室などなど)、そして参加されていない人、有縁の方々、都合のつく方々で2012年初めてのお参りの会です。2011年を確年し、2012年を望年する会としたいと思います。どなたでもご参加ください。そして、人との出会いの始まりとしてください。ご参加の方は出来ましたら、お寺にお知らせください。 ○埼玉組(さいたまそ) 20日正午~3時 大宮サンパレス(仲町) ℡(048)642-1122 落語家・瀧川 鯉昇(たきがわ りしょう)師 5,000円 参加される方は11日までにお寺までお知らせください。どなたでも参加できます。埼玉のお寺の門徒さん方との出会いがあります。楽しいひと時が縁を作るきっかけにもなります。 ♪コーラスたんぽぽサンガ♪ 3,000円/月 12日 19日pm7:30~8:30 昨年12月から男声に一人の仲間が増えました。いよいよ男声にふくらみと深みが増し、女声も大いに力が入ります。と思いきや「張り合うのではありません」とは遠山先生の弁。これからの練習課題はハーモニーと先生の言葉をどれだけ実践できるか!未知の世界に向かってGO!いつからでも、どなたでも。 年齢不問、性別不問。 たれそうな頬骨の強化、肺活量増加!!
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○東京教区 報恩講(ほうおんこう) 26日~28日 1都8県の東京教区の同朋がつどって、報恩講を勤めます。ご都合のつく方は27日もしくは28日のどちらでもお参りください。 場所・練馬区谷原 東本願寺真宗会館 ℡(03)5393-0810 お話・大阪 南溟寺住職 戸次 公正(べっきこうしょう)氏 27日11:30受付 お斎(昼食) 13:00勤行 13:15法話 16:20報恩講の夕べ 28日10:00受付 10:30親鸞聖人伝説伝承調査発表 11:30お斎 12:45勤行 14:30法話 |
○パソコン教室 昼・7日 21日 28日 夜・3日 17日 ○愚禿の会 お休み ○聞法会 10日 ○さいたま親鸞講座 11日 大宮仲町・川鍋ビル ○真宗に学ぶつどい 22日 川越 法善寺
つぶやき… 二〇一二年、日本中の、いえ、世界中のみんながお正月を迎えました。でも、何か気持ちがふさぐのは私だけでしょうか。家族そろって迎えた昨年のお正月の姿は、三月十一日を境に一変してしまった人もたくさんおられるでしょう。日常の姿がどんなにか大切なものであることを気付かされました。兄弟姉妹げんか、遊びの楽しさ、毎日の買い物、そして、眠り、朝の味噌汁のにおい、数え切れない日常が一瞬のうちに壊れてしまった。「なかったことにしたい」と都内に移り住んでいる福島の友はいいます。「ほんまやねー」と私も心からそう思います。日常が壊れることを私たちは想像しません。でも、壊れるんです。それをいつも心に入れて歩まねばならないことを教えられました。これが、「はやく、後生の一大事にこころをかけて」という蓮如上人の言葉なのでしょうか。 そんなことを思った新年でした。
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